Staff interview社員紹介 / インタビュー

  • 品川リフラクトリーズとの
    出会い~入社まで

    品川リフラクトリーズとの出会い~入社まで

    大学の学科で金属系の材料について学ぶ機会が多く、金属はいろいろな特性を持っているので、どれも面白くて好きでした。
    製鉄について高炉や鋳造などの勉強もしていたので、仕事をするなら金属系・鉄鋼系がいいなと考えていました。
    ナビサイトを調べていたら、「耐火物」という見慣れない単語を見つけ、これもまた面白そうだなと興味が湧いて、品川リフラクトリーズのインターンシップに応募してみたのが最初の出会いです。

    1日インターンでは、「この会社で利益をあげるには?」をテーマにグループワークを行ないました。学生の自分達は今までそんなこと考えたことがありませんから、基本的な製造・販売の流れや担当部署について教わるところからのスタートでした。
    初めて聞く単語や考え方をわかるまで丁寧に伝えてくださったおかげで、ものづくりとは・働くとは・会社とはこういうことなのか!と、社会人になる心構えのようなものが自分の中に生まれた気がします。
    1日インターンで接してくださった方々や、選考過程・面談で接した社員の皆様も本当に優しくて、一緒に働いてみたいと思えたのが入社の決め手になりました。

    それに、研究所がある備前は、あちこちに備前焼のお店があって自然も豊かで、いわゆる“里の風情”が私にとっては新鮮で、すっかり惚れ込んでしまいました。
    ここで働けたらいいなと思っていたので、配属先がここだとわかった時はとても嬉しかったです。

  • 入社から現在まで

    入社から現在まで

    2か月間の新入社員研修の後技術研究所に配属され、初めは先輩の手伝いをしながら耐火物の知識を学ぶ基礎固めからのスタートでした。
    研究所内で勉強するだけでなく、どのような環境でどのように使われるかを実際に見る方がより多くのことを学べるので、立会いや会議のタイミングで客先に同行させていただきました。
    現在は先輩の担当を引き継ぐ形で、お客様に紹介する商品の改良や開発を担当しています。

    私が扱っている「不定形耐火物」は、簡単に言うと、粉状の製品を水で練り、コンクリートのように固めて使用する製品です。
    不定形耐火物は定形耐火物に比べて簡単に試作が可能なので思いついた試験をすぐに試すことができますが、硬化時間や流動性などの不定形耐火物ならではの調整が難しい部分があるため、想定通りにいかないと何度も何度も試作を繰り返す必要があります。
    カーボンニュートラルへの対応等、時代や使用環境の変化に合わせて耐火物も進化を重ねていく必要があり、私達技術者もより良い製品開発のため日々努力を重ねています。

    また、不定形耐火物は材料を使用する施工当日の気温・湿度・施工時間などの条件によって最適な使用方法が変わるため、製品の製造と検査を行う工場の方や、現場のことを一番よく知っている営業の方と協力して取り組んでいます。
    無事に施工を終えられたときの達成感を皆で分かち合う瞬間は、不定形耐火物開発の醍醐味だと感じています。

    入社前には、作業着を着ている社員の方が多いというイメージがあり体力面などで不安がありましたが、いざ入ってみると無用な心配だったとわかりました。

    性別を問わず、危険で大変な作業はなるべく行わなくてすむように安全第一が徹底されています。
    とは言え体力が必要とされる場面もありますが、上司・先輩が「大丈夫?無理しなくていいからね。」と声をかけてくださり、無理のない範囲で対応しています。
    当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、女性男性ともに業務内容は同じですし、トイレなどの施設面も女性が働く前提になっていて、特に不便や不満を感じたことはありません。

    周りの女性社員の中には、産休から復帰して活躍されている方や、フレックスタイムや時短勤務を上手に使い分けながらお子さんの送り迎えをされている方もおり、ずっと仕事を続けたい女性にとって働きやすい会社だと思っています。

  • 成長したと思うことは?

    成長したと思うことは?

    製造時の課題について検討をしていたとき、ラボ試験の結果がばらついてしまって改良が進まず、さらに納期やコストの問題も加わって苦しい時間が続きました。
    そんなとき、大型枠に切り替えて試作してみたら?と上司から思いもよらないアドバイスをいただいて試したところ、結果が安定して評価がはっきりとできるようになりました。
    その発想が出てくる上司を尊敬しましたし、ようやく改良品を製造することができたときは本当に安心しました。

    このようなエピソードは他にもたくさんあり、働くようになってから、業務上で困っていることやわからないことがあるときは、周りに相談するようになりました。

    以前は自分だけの問題であればそのままにしたり、独りで考え込んでしまうこともありましたが、問題を共有することで効率的に解決できたり、ほかの人の助けになることもあるので、大事なことだと感じています。

    できることをもっと増やしていきたいので、今の職場でも使用する機会があるリフトの運転免許や、公害防止管理者などの工場で必要な資格も取得してみたいと思っています。
    当社には「資格取得促進制度」があり、規定で定められた資格のうち、業務上必要となる資格の取得時は会社から受検費用や交通費、合格時に奨励金が支給されます。
    また業務上に直接関係のない資格であっても受験費用などの補助が出るため、自己啓発の励みになっています。

  • ミスしたときは?

    ミスしたときは?

    出張先のお客様施設に入るための必要書類をうっかり忘れてしまって予定の方法で入場できず、途方に暮れたことがありました。
    その際は現場の営業の方が解決策を用意くださり無事に入場することができました。
    また、初めての現場で想定外の道具などが必要になることもがありますが、そういった場合も先輩や営業の方にフォローしていただいています。
    先輩や担当営業の方の気遣いと優しさにいつも助けられています。

  • 休日の過ごし方・ご褒美は?

    休日の過ごし方・ご褒美は?

    入社1年目の夏に8連休を取らせてもらえる程度には自由に有休を使えますし、上司からも声を掛けられるので、周りも積極的に有休消化しています。

    普段の週末はドライブを兼ねてカフェに行ったり、映画を観に行くこともあれば、家でのんびりゲームをする日もあり、その日の気分で好きなように過ごします。
    連休は、岡山周辺は魅力的な観光地がたくさんありますから、遠出して景色やグルメを満喫しています。
    ご褒美というほどではないですが、甘いものが好きなので、同じ部署の人がくれる出張先や旅行先のお土産は密かに楽しみにしています。最近は海外出張に行く人もいて、珍しいお菓子をもらうこともあって、新しいものに触れる良い機会になっています。
    平日のいつもより頑張った日にはスーパーでケーキを買って食べることにしていて、こまめなテンション上げを心がけています。

  • 就活中だった自分へ

    面接官は怖い人ではないので、自信をもって質問に答えてください。
    仕事内容のイメージが持てる会社だと一番間違いないと思います。

  • 1日のスケジュールは?

    • 出社、メールチェック
    • 前日の試作の片づけや続きの作業
      試作の配合決めや混錬
    • お昼休憩
    • 室ミーティング
      試験結果の整理
      資料作成
    • 業務終了、帰宅
      レポートなど期限が近い場合は多少残業