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コークス炉熱間補修差替用特殊けい石れんが(HRS:Hot Repair Silica)
コークス炉の寿命は35年以上が予想されるが、稼動中の多くの炉は炉齢を重ねており、炭化室壁や窯口部の損傷がかなり進んでいる炉もあり、吹付けや溶射で対応している。
しかし、補修範囲が広くなると吹付けや溶射だけでは補修は困難となり、この部分への差し替え用のれんがが必要となる。
特殊けい石れんが『HRS』は、500℃の温度域に直接装入してもスポーリングする事無く、けい石れんがとのなじみも良い、熱間差替え可能なれんがです。(特許取得済)
特徴
- 通常のけい石れんがと比較して、熱膨張が小さく耐熱スポーリング性に優れ、常温から500℃の急加熱では亀裂は全く発生いたしません。
- 800℃以上の高温では、通常のけい石れんがと同様にほぼフラットな膨張曲線となり、熱間での容積安定性にも優れています。
- 使用中の熱負荷により、れんが中の鉱物相がトリジマイト及びクリストバライトを主体とした組成に変化し通常のけい石れんがと同等の特性を発揮します。