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REFRACTORY APPLICATIONS 耐火物の用途
基幹作業のあらゆるシーンに
品川リフラクトリーズの耐火物は鉄鋼、セメント、ガラス、化学、廃棄物処理などさまざまな産業を支えています。
高炉
高炉では鉄鉱石を還元、溶解し銑鉄を作ります。炉壁には高アルミナ質れんがや炭化珪素質れんがが使用されています。
- ・炭化珪素質れんが
- ・カーボン含有れんが
- ・高アルミナ質れんが
- ・粘土質れんが
RH真空脱ガス炉
溶鋼はさらに不純物を少なくするためRH炉で精錬処理をします。 真空状態を利用することで、鋼中に微量に含まれるガス成分を除去します。 RH炉には耐摩耗性、耐スポーリング性に優れた耐火物が必要です。
- ・マグネシア・クロム質れんが
- ・マグネシア・カーボン質れんが
混銑車
混銑車は溶銑を次の工程に運ぶと共に予備処理を行うための容器です。 敷や壁はカーボン系れんが、受銑口周りは不定形耐火物でライニングされています。 溶鋼温度が低下しにくい熱伝導性の低いれんがが開発されています。
- ・アルミナ・炭化珪素・カーボン質れんが
転炉
銑鉄から炭素成分を取り除き鋼に精錬します。内張りにはマグネシア・カーボン質れんがが使用されています。
- ・マグネシア・カーボン質れんが
連続鋳造
連続鋳造用機能材には高度な信頼性が要求されます。 溶鋼の流量を制御する部分にはスライドゲートプレートや溶鋼の酸化を防ぐための鋳造用ノズルが使用されています。 ノズル、プレートれんが、ストッパー、注入管にはアルミナ・カーボン質のものが使用されています。
- ・上・中・下ノズル
- ・スライドゲートプレート
- ・ポーラスプラグ
- ・ロングノズル
- ・ストッパー
- ・浸漬ノズル
- ・注入管
ごみ焼却炉
ストーカー（火格子）部には炭化珪素系れんがが使用されていて、その他の部位には高アルミナ質れんが・キャスタブルが使用されています。
- ・高アルミナ質れんが
- ・炭化珪素質れんが
- ・粘土質キャスタブル
- ・マグネシア・スピル質キャスタブル（クロムフリー）
ガラス窯
蓄熱室や溶解室には以下の材質のれんがが主に使用されています。
- ・高アルミナ質れんが
- ・珪石質れんが
- ・粘土質れんが
- ・ムライト質れんが
- ・ジルコニア質れんが
セメントロータリーキルン
キルン本体が回転しながら原料を焼成してセメントクリンカーを作ります。 キルン本体内張りには耐食性やコーティング性に優れる塩基性れんがが使用されています。 近年は環境に配慮したクロムフリータイプのれんがが使用されています。
- ・マグネシア・クロム質れんが
- ・マグネシア・スピネル質れんが（クロムフリー）
